「第3話:アイドル密室殺人事件」を振り返ってみたいと思います。2
前回からの続きです。
まだ、前回を読んでいない人には先に事件の方がネタバレになってしまう可能性があります。
ここからは、前回の続きになります。
なんとか歩美たちから逃げるように、コナンは阿笠博士の家にいます。
早く元の体に戻りたくて、かなり焦っています。
焦る気持ちもわかりますけど、阿笠博士の言うとおり焦りは禁物です!
焦って、正体がバレたらそれこそ皆殺しにあってしまいますよ。
黒ずくめの男たちは、冷酷非道という言葉がピッタリ当てはまる組織の人間ですから、人を殺すことは虫を殺すのと同じようですからね。
恐ろしい組織ですよ、黒の組織は!
黒ずくめの男たちの情報が入らず、イライラするのもわかりますけど…探偵なら、冷静沈着が必要なのにと思いました。
コナン「わかってる!
オレだけじゃなくまわりにいる者も危ないってんだろ!!」
やっぱり、探偵にとって必要な冷静沈着が欠けていますよ。
心配しているのは、阿笠博士だけじゃありません。
幼馴染の蘭も新一のことを心配しているんです!
小さい頃から、ずっと一緒に育ってきたというのもありますが、それだけではありません。
蘭の好きな人は、言うまでもないのですが新一です。
好きなんだから、涙目になるほど心が美しいと思います。
しかも、健気に新一の帰りを待つことになるんです。
それを聞き、コナンは不安そうな顔をしています。
コナン「蘭…」
そりゃ、不安にもなりますよね。
新一も蘭のことが好きなんですから。
早く、蘭のもとに戻りたいですよね。
コナンとしてではなく、新一として戻りたいに決まってます。
忘れていたものを思い出した阿笠博士。
阿笠博士「そうじゃ!
操作の役に立つと思って作ったものがある!」
そして、ここが蝶ネクタイ型変声期の初登場シーンとなるんです!
阿笠博士「これぞ蝶ネクタイ型変声期じゃ!!」
使い方は、簡単なんです!
蝶ネクタイ型変声期の裏側についているダイヤルを回し、変声期を使って喋れば老若男女や子供まで誰の声だって出せます。
さっそく、コナンは試してみます。
コナンは、友達になりたくないと言っているにもかかわらず、真っ暗な夜に毛利探偵事務所前にいる歩美・光彦・元太。
歩美ちゃんは、コナンのことが好きですからどうしても友達になりたいんですよね。
女の子は、小さいうちからませてますから。
私も、同じ女としてわかりますけどね。
毛利探偵事務所に誰かが、車から降りてきました。
最初は、誰かわかっていなかった小五郎は依頼を断ろうとしたんですよ。
誰かわからないんだから、夕飯時にきてほしくはないと思いますよね。
断ろうとして、そのまま奥へ引っこもうとしましたが、依頼者が誰だか気づきます。
小五郎「あなた…
まさか…
沖野ヨーコぉぉッ!?」
そうですよね、普通は人気アイドルがくるなんて考えませんから。
というより、考えられませんよ!
わざわざ、まだ眠りの小五郎と有名になる前です。
ということは、有名な探偵事務所に行くと報道されてしまうかもしれないという理由で、無名の所にきたのではないかと考えますね。
小五郎は、依頼者が自分が大好きなアイドルだと知ると、だらしない格好から大急ぎで正装して戻ってきます。
続きは、次回です。
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